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2020年5月

2020年5月24日 (日)

おとめ山公園(相馬家庭園)

5月24日(日)

コロナの影響でしばらく福島県に行けないので、東京にある福島ゆかりの場所を紹介します。新宿区下落合の「おとめ山公園」へ向かう。大正時代に相馬中村藩の藩主をつとめた相馬家が取得して、住んだところです。その前に、ちょっと寄り道。

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正受院 新宿区新宿2-15-20

会津藩主松平容保が仮埋葬された寺。
梵鐘の奥のあたりが松平家の墓域だった。

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梵鐘の裏、容保公のお世話をした方のお墓がある。

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松平容保邸跡地(食品館イトーヨーカドー新宿富久店)
新宿区富久町17番2号(旧市ヶ谷富久町118番地)

5月31日で閉店する。6月17日からヨークフーズ新宿富久店になる。
あと1週間でイトーヨーカドーではなくなる。地元民としてはさみしい。

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容保邸の母屋はこのあたりだろうか。

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西光庵 新宿区新宿6-15-2
高須松平家と尾張徳川家の江戸における菩提寺

江戸時代最後の高須藩主13代松平義勇(容保の弟)の墓
隣は生母の墓。

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松平容保・義勇の生母(10代義建の側室・古森千代)の墓

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尾張徳川家墓地入口、旧尾張藩士が奉納した石灯籠

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尾張14代・17代藩主 徳川慶勝墓(容保の兄)

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東京富士大学 新宿区下落合1-7-7
屋上に新宿DASHベース基地がある。

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神田川に架かる宮田橋からベース基地が見えた。

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相馬坂 新宿区下落合2丁目

 『この坂に隣接する「おとめ山公園」は、江戸時代には将軍家御鷹場として一般人の立入りを禁止した御禁止山(おとめやま)であった。この一帯を明治時代末に相馬家が買い取って屋敷を建てた。この坂は新井薬師道から相馬邸に向け新たに通された坂道であるため、こう呼ばれた。』

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新宿区立 おとめ山公園の沿革

 「江戸時代には、このあたり一帯をおとめ山と呼んでいました。この名は、将軍家の狩猟地で、立ち入り禁止の意味の御留山から起こったものと言われています。
 明治に入り、御留山の周辺は近衛家の所有になりましたが、大正初期に現在のおとめ山公園を含む西側半分を相馬家が取得し住まいとしました。相馬家は敷地内に長岡安平の手による池泉を中心とした回遊式庭園を築造し、現在その一部が公園に残っています。
 その後、敷地は分譲され、戦後は大蔵省が所有していましたが、荒れ果てていたものを、地元の人々が大蔵省に陳情して、公園として整備されることになり、昭和44年に新宿区立おとめ山公園(面積約1.5ha)として開園しました。
 その後、区は、公園のみどりや湧水の保全拡充を図るとともに、あわせて、地域のレクリエーションの場や防災拠点を創出するため、隣接地を取得して公園を拡張することとしました。そして、平成26年10月、拡張整備が完了し、面積約2.7haの現在の公園になりました。」

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おとめ山公園周辺の地形

 『おとめ山公園が所在する落合地域の「落合」とは、神田川、妙正寺川の流れが「落ち合う」ところであることに由来しています。この二つの川の浸食により低地、斜面(崖線)、台地という形ができ、かつては低地には水田、台地には農村が広がりました。斜面一帯は緑地となり、東西に連なる「斜面緑地」が生まれました。その中におとめ山公園は位置し、今も豊かなみどりが残されています。
 図はおとめ山公園周辺の現況図に昭和初期(1930年頃)の地形を重ねたものです。公園周辺の台地には幾つもの谷がひだ状に入り込んでいたことがわかります。こうした谷の先端ではかつては湧き水が多くみられ、おとめ山公園では今も湧水が園内の流れや池をうるおしています。』

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公園北側にある案内板

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おとめ山公園と相馬邸

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現在のおとめ山公園周辺図

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「相馬家庭園設計案」

①~④の数字は写真(相馬家邸宅写真帖)の撮影位置と方向を示しています。

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①流れと芝斜面

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②流れ

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③芝斜面

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④黒門

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みんなの原っぱ

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芝斜面

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林間デッキから中の池・上の池を望む

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スダジイ(ふれあい広場)

 「この木は、公園になる以前からこの場所に生えており、おとめ山公園周辺のかつての姿を今に伝える象徴として、公園整備に際してそのままの姿で残しました。」

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「②流れ」はこの辺から撮ったか?

親子連れがザリガニ釣り・小エビ捕りをしている。

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上の池

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泉の広場

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おとめ山の湧水

 「おとめ山公園では、区内でも貴重な存在となった湧水を今でも見ることができます。
 目の前の場所が西側斜面からの湧水の湧き出し口です。ここを基点に北側斜面からも多くの湧水が流れ込み、水路の下流付近では、季節によってはまとまった水量の流れをご覧いただけます。
 おとめ山公園の湧水は、身近にふれることができるすぐれた湧水として平成15年に「東京の名湧水57選」のひとつに選定されています。」

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水源付近の流れ

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ホタル舎

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この先は暗渠となって妙正寺川(新目白通りの下)を流れ、豊島区高田3丁目、高戸橋交差点付近で神田川に合流する。

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